農業 ✖️キシカワ ✖️阿形(仮題) 連載に先駆けて。

 ウチの会社も、この業界じゃあ老舗なんて云われてる。創業14年のインターネット関連の技術ソリューション。タイトルにあるキシカワというのがこの老舗の初代親方。1980年代あたり売文業を生業としていた企画屋で、「いろんなところ」に顔を出して面白がっていた輩である。

 で、親方の長年のテーマは「衣食住」。この全方位的生活感溢れる言葉が昔から好きだった。
ま、そんなわけで、コンピユータサイエンスの技術に関してキレッキレのワザ師たち阿形のメンバーとともに、種々様々な「衣食住ネタ」に挑んできたわけである。

とりわけ親方以下は「食」に随分と深入りし、創業当初、東京郊外会社所在近く、顔見知りの農家の厚意で畑と農作の知恵を借りた。社内にはキッチンあり。仕事がハネると、収穫した野菜で料理だ!ワインだ! 酒盛りだ! てな具合で面白がっていた。

こんなことをやっていたら、会社は創業7年を迎えていた。
社内では、相変わらず、否ますます凄みを帯びたキレッキレのコンピユーティング。
で、「いろんなところ」に顔を出すのが大好きな初代親方は、転がる石のように「食」や「農」の、いろんなモノを書き始めた。
そんなこんなで、時はすでに「衣・食・住with IT」の構図が当たり前のようになっていた。




2010年4月東京都労働局 経営革新事業計画「農産品の付加価値向上のための提案」により認定企業
2010年8月農林水産省 食品産業企画課にて「農業の6次産業化」法案準備に帯同。
2011年1月「農業の6次産業化に関わる法律」に定めた「6次化プランナー」
2013年7月ホテル西洋銀座 総料理長ほか1名の推挙をうけ「高知県観光振興部 観光特使」
2014年11月農山漁村地域ビジネス創出人材育成 研修生として(三菱UFJリサーチ&コンサルティング) 
2015年 6月官民一体パートナーシップ研究会月例会参加(自由民主党) 同年12月まで
2015年7〜12月この年から、新潟県南魚沼市にて土壌微生物調査の為のフィールドワーク開始
2015年10月米・食味分析鑑定コンクール国際大会に千葉県中山間地の高齢生産者チームを組織し参加
2016〜現在新潟県南魚沼市にて圃場踏査ほか、現地生産者との交流を続ける

etc......

さて・・・上記は、ざっくりとした親方徘徊の記録なんだが、まさかこれだけで「農」についての理解が及ぶわけもありません。ただ南魚沼という「農」の坩堝に転がり込んで、4年目。
この間、随分とたくさんの面白い人物に出会い、只々感謝。その交流の中で多くの事を学ばせてもらい、印象深い情景に立ち会い、恐ろしい目にもあってきました。

思うことは、「農に最接近」した感触アリ。同時に接近すればするほど、ヒラとなり一兵卒となり、トーシロー丸出しの親方は、以下のことについて書き残し伝えねば、と思うのであります。

親方が世に伝えるべきこと
1) 都市生活者は、農業に接近すべきだ。間違いなく旨いものが喰える。
2) 地方で農業を営む方々は、もっとビジネスの多様性を知るべきだ。苦手意識を捨てればヨイ。
3) 弊社における農の世界のお客様は、その土地・地域で出会うすべての人だ。
4) 農の感触とは、広くまた深く広がり苦くもあり甘くもある。覚悟して付き合うべし。
5) 農の世界には、まだ手つかずのビジネスが眠っていて、地元の知己とともに掘り起こすべし。
6) 弊社自慢のキレッキレ・コンピユーティングがすべき事は、まず客観情報の収集と蓄積から。

例年、中越の雪が消える5月始め、親方は新潟市にて、地元の大手団体企業の集まりに参加した。そこから会社に戻り、久しぶり真面目な顔で農の世界の「事業計画書」を組み立て始めている。

3カ年、5カ年と10年を上記項目を下敷きに「農のビジネス世界」を、特に10カ年計画は、
更にその先の10年かそれ以上を背負ってくれるキレッキレの誰かのために書いている。

10数年前、筋金入りの若い研究者達の為に、研究ではなくビジネスを標榜する為の「事業計画」を書き始めた記憶と随分ダブる感覚である。
前出、履歴にあるように数年前から開始した南魚沼各所の圃場にて土壌に関する情報集め、現地協力者と共に、中間管理機構経由、圃場を求める動きもスタートしたところだ。

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そして、6月中に弊社サイトリニューアルを機に、連載開始する「農に取り組む親方の記」は
そのサイドストーリーまたは事業計画実行のメイキングとしてご一読願うものである。
以上『農業 ✖️きしかわ✖️ 阿形』予告編として
2017年初夏 
株式会社 阿形
代表取締役 岸川 武彦
(以後、連載執筆名を 岸川 桐丸とする。)